2010年06月26日

4G63 エンジンオーバーホール ランサー EVO

ランサーEVO6、4G63O/HですやはりEVO系も年式からO/H時期になっています。ベースエンジンでO/Hしますので車両の預かりが短くてすみます。   
         
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EXポートからのオイル下がりを確認します、ロッカーアームのエンジンはバルブガイドの摩耗が激しいので分解前にオイル下がりの点検します、このエンジンはオイル下がりはしていない状態でポート内部も湿った感じがないので状態は良さです。

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ヘッドを外しピストントップ確認、ピストン中央が茶色でキレイな燃焼が行われているのが分ります。若干オイルが燃えているのかデポジットが見られます。ブロックはウォータージャケットをつなぐ様に冷却水の跡が見られるので、修正研磨で対応しようと考えます。
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燃焼室側も燃え方としては希薄な感じですが状態は良くバルブ脇にブツブツと細かい穴が、製造段階の不良でできた穴で異常燃焼でできた穴ではないので穴が消える程度の磨きで修正します、穴にエッジがたっているとデトネーションの原因になりますので。


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親メタルも良い状態ですフロント側はややあたっていますが問題のない状態

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ピストンの側面が銀色になっていますEVOピストンはモリブデンがコーティングされているのでコーティングがなくなった状態ですこれも正常と考えますコーティング自体が薄い膜の様な物で初期なじみを良くする為のモリブデンなので使用すれば当然の状態です、コーティングと転写(コートとも呼ぶ?)は意味合いが違い純正採用されているモリブデン系は初期なじみに対して、マーレーなど鍛造系ピストンで採用されているコート(コーティング)はオイル保持が良くなりクッション性の向上が狙いと考えます、出力のあるエンジンや耐久性を考えると後者の方が優れているとおもいます。
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細いコンロッドですが一般的には強度が・・・の話になりますがロングストロークエンジンは細いです、RBなどはショートストロークなのでとても太いです、ストロークに対してのコンロッド振り幅を考えると分かります、ですが4G63は別にネックがあります、コンロッドボルトが細いためボルト自体のテンションが小さいのでここは張力のある材質のボルトに変更と考えます、ロングは細くて良いと分かってはいるもののやはり対策をします、色が濃い方を使用します、タフト処理コンロッドです。処理する前に大端部の上側にオイルの逃げ通路を削って作っておき処理に出します。オイル逃げは知っている範囲でB18、16 4AGなど高回転型と呼ばれるエンジンにはあります、コンロッドメタル部のオイルの流動を上げるためにありますが、オイル流動が遅いとメタル部で滞留しますのでメタル部の温度上昇が起こります、なので予め削って流動を早くする為に削りました。
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またまた普段作業しながら考えている事を書いてしまいました。意味不明も多いと思いますが、ですが、ちょっとした事でエンジンは回らないとかパワーが出ないと思われている物でも良くなります、ただO/HするのではなくO/H後に良い方向で変化がないとエンジンをO/Hする意味は無いと思います。


sandaautocreate at 12:13コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
三菱 | エンジン

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