2010年10月14日
ランサーEVO6 ブローオフ オイルポンプ バランサー

現在作業中のEVO6ですが、パイピング製作中にブローオフどうだらなんて思い、点検しました、お客様もブローオフが微妙みたいと言われていたので、ブローオフの上流と圧力室に同圧を掛け点検、ブースト1キロは平気ですが、それ以上だとガスケットや下流がにエア漏れが起きます。単体点検では実際より耐えてくれないと使いたくないです。セッティング中にハマル原因になりかねないので。

一応ダイヤフラムの作動も点検、ダイヤフラム自体は作動している様子です。ローブーストなら使えるが意味ありません


ブローオフにやられ、別の作業にかかります。オイルポンプを若干変更します。バランサーシャフトを使わないので、右の画像がダミーシャフトで左がシールではなくプラグに変更です。バランサーが無いと振動がでると言われていますが、ノーマルのエンジンマウントレベルなら振動は感じないです、バランサー自体が焼きつく事が良くあり、4G63に限らずバランサー搭載エンジンのタイミングベルト交換時にバランサーを回してみると重い回転をし、焼きつき気味のエンジンもあります。なので、回すエンジンは
バランサーが悪さの原因になりかねます。

オイルポンプギヤーのケースを止めるボルト、ネジです、新品ですが一度分解し、ネジロックを塗り再度組み付けします、その後ネジはポンチでカシメます。