2011年04月13日
RB26 エンジンオーバーホール 燃焼なので
前回のRB26編での動画がありましたが、ただ手で回るから何?意味が分かりません!て。思う人もいるでしょ。分かる人は分かると思いますが、通常の組み付けでは片手では回りません。条件もあるのですがボアXストローク
、ピストンリングの張力でも回ったり、回らなかったりします。あの動画が分かりやすいと思い載せて見ました。軽く回るエンジンが力やレスポンスの面で有利だと考えるのは当然だと思いますが、軽いから=有利、の考えは違うと思います。軽い=フリクションが無い=接触部が少ない=発熱が低い、
と考えると以下の参考文献を見てみると自分の中ではツジツマが合います。

ピストン下死点で混合気の温度が低い状態で、ピストンの上昇によって、コンプレッションされて行く過程で比例し混合気の温度上昇が起きるという内容の参考資料ですが、これがピストントップ自体がホットな状態のエンジンならば吸入した段階で混合気はピストンによって熱せられますのでさらに温度上昇していきます。混合気の温度が高いと良い燃焼は出来ませんので燃焼圧力は低くなり力になりません。この事から腰下を軽く組むというより、いかに発熱させず組み付けるかが重要な事になります。ただO/Hする事によって発熱を低く出来るので、混合気の温度上昇が抑えられるのが最大のメリットになり、着火前の混合気温度が低い=爆発圧力の向上=トルク向上 燃焼スピードの向上=レスポンス向上につながっていきます。一般的にはより多くの混合気を入れる考えが主流ですが多く入れても熱せられてしまえば意味の無いことになると思います、逆にデトネーションのキッカケに繋がるので負のスパイラルに陥ると考えます。ですから軽く回る様に組むではなく、如何に発熱しない様に組むかがエンジンのライフや力に大きな影響をあたえます。
駄文にお付き合い有難うございます。
、ピストンリングの張力でも回ったり、回らなかったりします。あの動画が分かりやすいと思い載せて見ました。軽く回るエンジンが力やレスポンスの面で有利だと考えるのは当然だと思いますが、軽いから=有利、の考えは違うと思います。軽い=フリクションが無い=接触部が少ない=発熱が低い、
と考えると以下の参考文献を見てみると自分の中ではツジツマが合います。

ピストン下死点で混合気の温度が低い状態で、ピストンの上昇によって、コンプレッションされて行く過程で比例し混合気の温度上昇が起きるという内容の参考資料ですが、これがピストントップ自体がホットな状態のエンジンならば吸入した段階で混合気はピストンによって熱せられますのでさらに温度上昇していきます。混合気の温度が高いと良い燃焼は出来ませんので燃焼圧力は低くなり力になりません。この事から腰下を軽く組むというより、いかに発熱させず組み付けるかが重要な事になります。ただO/Hする事によって発熱を低く出来るので、混合気の温度上昇が抑えられるのが最大のメリットになり、着火前の混合気温度が低い=爆発圧力の向上=トルク向上 燃焼スピードの向上=レスポンス向上につながっていきます。一般的にはより多くの混合気を入れる考えが主流ですが多く入れても熱せられてしまえば意味の無いことになると思います、逆にデトネーションのキッカケに繋がるので負のスパイラルに陥ると考えます。ですから軽く回る様に組むではなく、如何に発熱しない様に組むかがエンジンのライフや力に大きな影響をあたえます。
駄文にお付き合い有難うございます。