2012年02月29日

FJ20 To4E  ターボスマート ブローオフ

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DR30、FJ20にターボスマートのデュアルポートブローオフを加工取り付け。デュアルの良いとこは必要以上に逃がさず、戻せるのが利点かなと思います。コンプレッサー前に戻さないとアクセルOFFで抜けすぎて、次のONで瞬間的に吸えない状態に、逆に大量に戻す事が出来てしまう場合は、これも吸い込みに対して効率を落とす事になります、 なのでデュアルで大気に放出する解放量をコントロールすればアクセルにつく感じでインテークへの送風ができます。
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作りもかっこ良いです。黒い部分が回転し内部バネのイニシャル調整が可能です、とても機能的な作りになっています、ただ固くて開かなければ良い感じのブローオフとは違います、スプリング自体もリニアなレートを発生している様です。
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戻しも考慮してサクションも作り直します。サクションが当初は短い作りで、コンプレッサー前に容積がなく、その状態で戻しても空気溜まりが出来ずに効率を落としそうなので、容積を稼ぐ意味とコンプレッサーが取り込みやすい環境を考えて外径90で、可能な限り長い作りで制作です。空気溜まりがないと効率の中でタービンをまわしているので、タービン側はアクセルONになれば瞬時に回るのですが、コンプレッサーが空気の取り込みが出来ず、エンジンの反応を悪くしますので、大容量にします。 
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だいたいのレイアウトです、戻しパイプもコンプレッサーに向かう様な角度にします、これで戻りの流れも自然な感じになると思います。ブローオフの位置もスロットル前では無くコンプレッサー前で瞬間に多くの空気をサクションに戻すのが狙いです、ボルクワーナーのターボなどはコンプレッサーにブローオフが内蔵タイプもあるので、ターボ前で仕事が簡潔するのが後付けではベストかと思います。 
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新規サクションパイプと 旧サクションパイプ、一目瞭然の容積違いになります、レシプロで毛嫌いされそうな、ロータリーサイズのTo4Eもセットアップや考察で全然、今時なターボに引けをとならない状態に、逆にロータリーサイズが通常に流通しているターボでは今時のターボ理論からいけばベストだと思います、エキゾースト小さくは??です。FJにこのサイズかなりバッチリなサイズです。インテーセプトも3000+αですので、これって有りですよね。

sandaautocreate at 19:36コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
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