エグゾースト
2016年11月07日
2016年09月17日
SR20ベルヌーイタイプEXマニをどこかで見たり、音を聞いたり、お話を聞いて興味をもってもらい少しづつですが浸透してきている様です。SR20ベルヌーイタイプの効果や音色などを知って他のエンジンは無いの?作れないの?と言われる様になりその中で一番お話しがあったのがJZX100でした。ご要望にお応えしベルヌーイタイプの1JZ‐VVTを作りました。
海外のターボマニフォールドの様にラムフォーンタイプのデザイン。
6-1の集合部は高さと角度の関係で10°で合流させ排気の干渉を出来る限りなくす様に作っています。
6-1集合内部はツノタイプ、パイプのカットから整合性を出しているのでとても鋭利なツノタイプです。
6-1の集合部は高さと角度の関係で10°で合流させ排気の干渉を出来る限りなくす様に作っています。
6-1集合内部はツノタイプ、パイプのカットから整合性を出しているのでとても鋭利なツノタイプです。
ボルトオンタイプですがかなりの迫力があります。気筒の長さもありJZ系のヘッドガスケット抜けにも有利に働く長さになると考えます。
材質はSUS304スチームパイプ。高温高圧の状態で非常に優れている材料で海外のトップマシーンは標準装備な材質です。私が渡米した際に聞いた話で、SR20を例にすると、日本で使われているマニは400ps位から割れるでしょう?と言われ、これなら600psでも問題ないと教えてもらいました。確かに逸品物でここ数年はEXマニを相当数作っていますが富士スピードウェイをハイレベルタイムで周回されても割れる事がなく、数年たった今は納得できました。 金属自体はとても固く、厚みも3mmで加工の難易度はとても高い物です。ただ溶接をすれば良いと言う訳でなく溶接部分の脇に熱が入る部分をHAZと呼ぶ様で、HAZが大きくなればその分だけ材質が脆くなりますので出来る限り入熱を抑え溶接する事をします。また溶接ビート自体にツヤが無く黒やネズミ色の状態は酸化している状態で溶接した事で材料を壊してしまっています。その事ゴールドやブルー、レッド辺りに色味を可能な限り仕上げる様にしています。1JZ‐VVTのベルヌーイタイプEXマニの価格は¥195000(税別)お問い合わせください。
2016年04月01日
2016年02月17日
何気なく、彼はSR20のノーマルマニにタバコの煙を吹き付けました。画像から分かる様にターボ側へは全てが流れていないのが分かります。4番から入った煙は1番にも流れて半々位で別れている様に見えます。と言う事は1番に逆流している事になります。これを排気バックと呼びます。ノーマルなのでガス規制の考慮やエンジン停止状態で水滴が内部に入らない様になど様々な要因が製作側にあるので作りはノーマルって事になります。ですが排気バックが起こるのは事実でEXマニを変更したからバックも改善されるわけではありません。排気バックする事でエンジン内部にそうとうの高温ガスが戻る事になり数%戻るだけでシリンダー内温度はとても上昇します。吸気温度を下げる対策してもノックが出るとか、上に行くと力が無い、ガスケットが抜けるなど様々な症状を引き起こします。マニ自体に限界の能力が有る事も知られていないのが現状です。
ベルヌーイタイプは簡易テストではバックしません。エキスパン効果も高いので強く、早く、濃い煙が出ます。人の吹き付ける少ない力でこれだけの違いが確実に現れるので実際の大きな力では差はもっと大きくなります。煙をエネルギーと見立てればターボを回転させるエネルギーにロスが無く、早い段階でタービン回転数を稼げ出力に繋がり、排気バックが高回転で足を引っ張る事がなくなるのでキッチリついて来ます。タービンを変更する前に効果のあるマニフォールドに変更がワンランク上の出力を実現して行きます。
適当なテスト動画です。
マニって音良くする物じゃないのです。効率上がると必然で綺麗で伸びる音色になって行きます。薄肉で排気バックで鳴くマニとは違います、バックなし厚肉でも音綺麗です。効果はあります。
オーダーお待ちしています。
2015年02月26日
2015年01月20日
2012年03月19日
ステンレスの耐熱温度の限界から来る、クラックに悩みましたが、これで解決するかも知れません。割れるならステンマニをやめれば良いのですが、キャストにすると重量と流量の問題がクリアーになりません。キャストで一品物も有り得ないので、現実的にTOMEIのマニを使います。これの良いとこはノーマルのレイアウトで流量のみアップしてる所が素敵です。ステンでなければもっと良いのですが。
そこで、ステンの耐熱温度を上げる?と言うと、ちょっと違うと言われそうですが、セラミックコーティングをします。海外旅行をして帰ってきました。
セラミックは受熱をしない性質をもっているので基本的には金属までは熱が届かないと考え、届いたとしても耐熱温度よりも低い温度で推移するのではと考えてコーティングしました。海外のマニなどはスティームパイプとセラミックコーティングのマニがヘビーユーザー向けと言われているようです。
フランジ部分もしっかりとコーティングされています。コーティングの耐熱温度は1200°Cで依頼しました。1200あれば耐えてくれると信じてます。
パイプ内もコーティングを依頼。受熱しないと言う事を前提に考えるとマニフォールドがエネルギーを食う事が無くなるので、ターボ効率もアップする事も期待しています。自分的には効率アップをかなり期待しています。これでGTXがさらに低回転から効率したらと考えると。。。。
あとはafeだけだな!!
2012年02月09日

通常のアイドリングやテスト走行ではわからずの症状、クラックも発見出来ず。


熱収縮からの歪みと判断。


ステンなのに磁石がつきます、ステンはどこへ。スチールになってしまいました。結局ターボの最大効率とエンジンの効率を狙い連結部の材質が狙いにあってない状態になり、ステンの限界です。排温高いのでは?と言われそうでうが、高くなければ効率しないので、温度を下げる事はしません。この変色は細胞破壊みたいで形はあるけど脆くなるばかりの状態なので、交換がベストになります。ターボとエンジンはコチラの意図がばっちりはまっているのに、市販マニはやっぱり、ついて来ないですね。材質変更?温度下げる?ですが材質変更は良い形状のマニが無いので、以前から興味のある対策を施してみます。形状は同じで原子炉的なコーティングで受熱させない方向で決まりです。見た目も結構かっこ良さそうで期待します。