アルミ溶接
2018年06月21日
サクションパイプは装着されました。元々バッテリーがあった場所に100Φエアクリナーを、スペースも広くなったのでエアクリナーも大きくできます。エアクリナーは大きな方が有利になります。クリナー面積は広げた時に分かります。当然、折り返しのある物の方が面積は大きく、そうでない物は小さいです。その面積が空気の通れる部分になるので、とても効率良いからといっても面積にはかないません。スペースも広がり自由度もあがるとどうしてもストレート的にパイプを使いたくなりますが、吸気のスピードを考えると曲げは必要であえての曲げを入れたりして製作を行いました。
サクションもひと段落で次はブローオフです。当然のターボスマートです。当社はこれの一択です。国内で入手しやすく、性能を考えるともう別格のブランドです。そんなブローオフを投入しようとレイアウトを考えます。純正でも装着されていますがそれでは欲しい性能ではないので使用いたしません。リターンポートも考慮して考えるとターボアウトのパイプにも手を出す状態しか考えが及びません。
なんとなくレイアウトです。ここらかなと、結局はここらになりそうです。やはりターボアウトも手を出す事になります。
60Φなので曲げが使えます。もっとタイトですとロブですが曲げRが入れば曲げを使います。これもセミポリッシュからの溶接で溶接後はノンポリッシュです。この状態でもスムーズ感はたっぷりです。
ターボアウトがほぼ完成。ターボアウトのフランジも削りだし、フランジから60Φベントにつなぐテーパーコーンを作り全体的に緩やかな作りに、ここら辺はもうパイプに関わる時間は非常に長いのでなんとなくでも決まってしまいます。慣れてると慣れてないでは苦労感の違いだったりもします。
サクションパイプとの絡みも考慮してブローオフのパイプも溶接しました。単体だと長い様に思えますが実際はギリギリな状態でブローオフは収まります。
ターボアウトがないのでEXマニがくっきりです。これの為に色々と手が入って行きます。
ブローオフなども装着されています。分かりづらいですが。ほんの少しシェイプされてスッキリで良いです。エアフロのハーネスも延長してワイヤーケアにはブレードスリーブを使いました。決してコルゲートチューブでは頑張りません。まだまだ変更の余地はありますがストック風で効率上げるでは機械的にはこんな感じになりました。
サクションパイプとの絡みも考慮してブローオフのパイプも溶接しました。単体だと長い様に思えますが実際はギリギリな状態でブローオフは収まります。
ターボアウトがないのでEXマニがくっきりです。これの為に色々と手が入って行きます。
ブローオフなども装着されています。分かりづらいですが。ほんの少しシェイプされてスッキリで良いです。エアフロのハーネスも延長してワイヤーケアにはブレードスリーブを使いました。決してコルゲートチューブでは頑張りません。まだまだ変更の余地はありますがストック風で効率上げるでは機械的にはこんな感じになりました。
2018年06月16日
ノーマルサクションパイプ です。分かりずらいですがバッテリーの横から後ろ通って下に行きターボへ繋がります。口径は70mm前後です。細くて長い取り回しに対してを考えると吸入空気の動き出しが幾ら早くても上に行った時には吸えないならばそれは愚の骨頂。それでブーストが上がったと喜ばれても。実際はフロースピードなので、フロースピードを上げれば動き出しも早くなります。そのような細く長く曲がりがネックにしてしまったベルヌーイタイプEXマニを基点に弊害点を解消していきます。
アルミ板から削りだしたサクションパイプフランジ。T=12です。
オーダーが100Φが良いかなとの事でベントが使えませんので、ロブスターで決めていきます。
ロブスターをアルミ溶接していきます。溶接部分に艶がでる様に入熱に気を付けて行っていきます。温度が合わないと外観がすこぶる悪くなります。ロッドの送りスピードも同じです。幅が均一を狙うと入熱とスピードが常に変化するのでアルミは難易度高めです。溶接前にセミポリッシュ状態にしています。溶接後にポリッシュはいくらでもごまかせるのでここが重要です。
下のテーパーは60~100になる様にテーパーコーンを緩い角度で製作しました。急激よりも緩い方がスペースあるなら剥離しなく有利と考えます。
削りだしたフランジを溶接しました。この段階でそれっぽい感じになっています。オール100のセクションです。外形がデカいので溶接時間も長くしびれます。平でなく見ての通りの丸なので腕の使い方がかなりトリッキーになります。そんな状態ですがポジショナーには頼る事が出来ません。
二つを組み合わせるとこの感じに。
使用していたエアフロがR35なのでエアフロアダプターを100に溶接します。当社はNISを使い既存のエアフロデータに頼る事を一切しないのでこの様な作りができます。既存データに頼ると必ずナンパイじゃないとエンジンかからない!とかなりますがそんな事は決してございません。
ブローバイの戻りを作ってたらほぼ完成しました。ロブでもよい感じになりました。この作りならベルヌーイタイプEXマニを使いターボ回転数が稼げた状態でもサクションパイプ内のバキュームは200mm/Hg以上にならないと思います。それ以上だと真空に近づき量が稼げない様になってしまいますが、真空に近づかず、スピードが上がる作りになったと思います。装着は次回に。
オーダーが100Φが良いかなとの事でベントが使えませんので、ロブスターで決めていきます。
ロブスターをアルミ溶接していきます。溶接部分に艶がでる様に入熱に気を付けて行っていきます。温度が合わないと外観がすこぶる悪くなります。ロッドの送りスピードも同じです。幅が均一を狙うと入熱とスピードが常に変化するのでアルミは難易度高めです。溶接前にセミポリッシュ状態にしています。溶接後にポリッシュはいくらでもごまかせるのでここが重要です。
下のテーパーは60~100になる様にテーパーコーンを緩い角度で製作しました。急激よりも緩い方がスペースあるなら剥離しなく有利と考えます。
削りだしたフランジを溶接しました。この段階でそれっぽい感じになっています。オール100のセクションです。外形がデカいので溶接時間も長くしびれます。平でなく見ての通りの丸なので腕の使い方がかなりトリッキーになります。そんな状態ですがポジショナーには頼る事が出来ません。
二つを組み合わせるとこの感じに。
使用していたエアフロがR35なのでエアフロアダプターを100に溶接します。当社はNISを使い既存のエアフロデータに頼る事を一切しないのでこの様な作りができます。既存データに頼ると必ずナンパイじゃないとエンジンかからない!とかなりますがそんな事は決してございません。
ブローバイの戻りを作ってたらほぼ完成しました。ロブでもよい感じになりました。この作りならベルヌーイタイプEXマニを使いターボ回転数が稼げた状態でもサクションパイプ内のバキュームは200mm/Hg以上にならないと思います。それ以上だと真空に近づき量が稼げない様になってしまいますが、真空に近づかず、スピードが上がる作りになったと思います。装着は次回に。